第6章 お笑いというカテゴリーを乗り越えれば冬が来る
11月12日です。この日は朝から雨でした。
「うわぁー今日もアンラッキーな日になりそう。」
と私が思っていたら今日はラッキーな日でいいこと沢山ありました。お笑いの講義では昨日の反省を挽回する事ができたし今日は箸を忘れなかったので良かったです。
「ねぇ、今度みんなでトランプしない?」
お昼の時にななみさんが言いました。
「いいねー。」
と私と最初君が話を合わせていたら八田君が話に入ってきたので今日の養成所終わりに最初君のアパートにて4人でトランプすることになりました。
「大富豪やろうよ!」
とななみさんは言いますが・・・。大貧民じゃないの?って思っちゃいました。しかも大富豪には色々ルールがあるみたいで私は知らなかったです。
「ええ?千花夏さん大富豪のルールも知らないでやってたの?」
と驚くななみさん。
「そうなんだよね。革命はなんとなく知ってはいたけどやってこなかったんだ。後のは知らないな。」
私は申し訳なさそうに言いました。
すると最初君がこんな事を提案してくれました。
「じゃあ、千花夏ちゃんにも覚えてもらうために徐々にルールを増やしていこう。まずは8切りからね。」
「8切りって何?」
私は最初君に聞きました。
「8切りは8のカードが出たらそこで切れてイチからカードを出していくのね。それで8のカードを出した人から出していくんだ。」
「OK!やってみるね。」
まずは8切りが加わってのゲームスタートです。
「ほら、8のカードだから切らないと。」
八田君にまで注意されてしまいました。気をつけなきゃ~。
お次はJバックというのが加わりました。
「え?Jバックって何?」
「JバックとはJのカードを出したら下に下げて出していくのね。だからJのカードがでたらJから下の10から出していくのね。革命と違うところは革命だと次の革命が出ないと終わらないけどJバックは誰もカードが出せなくなったらそれで終わりでまた3から順に上がっていくのね。」
「わかった。やってみるね。」
と最初君のわかりやすい説明により次はJバックが加わりゲームスタートです。なので8切りとJバックでのゲームです。
それからスペ3返しや、縛り、カードを配り終わったら富豪の付く人がカードを交換し合ったりしました。いいカードが来たり悪いのが来たり楽しかったです。それではまたね!