第5章 真っ赤なお笑いの秋に!
最初「東京都民はこんなもんだと知った僕ら、OH Yeay!始まったらもう止まらない。やめられないから芸人として生きていくのさキャフォー。」
千花夏「これからの展開が転回して気になる。」
最初「僕はお笑い界のムードメーカ、彼女は階段登ればシンデレラガール男女コンビ組んで運気アガール。気持ちもアガール。最高なパフォーマンスをみんなにお届け!響け、騒げ、歌え、君に投げキッス!」
千花夏「いや、ラップの歌詞ダサくない?こんな私達をこれからもよろしくね!」
最初「君に夢中、僕は宇宙!」
千花夏「いい加減にして!どうもありがとうございました。」
やった~。前説にして初めての歌ネタ?うまくいきました。
これからも前説を研究していこう。こんな感じでこの日は終わりました。しかし意外にも最初君のラップがしっくりきてたな。彼の意外な一面を発見した千花夏なのでした。
そして今日は10月15日ですよ。秋真っ盛り、収穫の秋ですね。新米とか取れる季節なんじゃないですか?いいな~。
そこで今日の養成所のお昼にて最初君がこんな事を言っておりました。
「いつかお米マイスターを取ってみたいんだよね。」
「なるほどね~。」
私とななみさんは頷きました。
「でもお米の味って種類によって違うのかしらね?」
私が不思議に聞くとななみさんが嬉しそうにこう言いました。
「でも秋田県の淡雪こまちっていう幻のお米は美味しいらしわよ。一度でいいから食べてみたいわよね。」
「なるほどな~。じゃぁ、芸人になって売れたら宮川大輔さんが出演されてる”青空レストラン”なんか呼ばれたりしてな。」
最初君が付け足しました。
「はぁ、いいな~。サッポロのビールで乾杯だっけ?そう言えば私とななみさんは初めてのお酒って酎ハイだったわよね。」
「そうね。」
「ってことは、ビールはまだ飲んでないからビールの味はわかんないのか。最初君、ビールの味はどうだった?」
私は最初君にわくわくして聞きました。
「そうだなぁ。爽快な味だったかな?心がスッキリするみたいな?」
最初君は思い出して答えてくれました。
「ほほーう。なるほどね。」
「だったら今度2人もビールに挑戦してみたら?今は女性向けのフルーツ入りビールとかもあるらしいよ。」
私が頷いていたら最初君がこんな提案をしてくれました。
