第5章 真っ赤なお笑いの秋に!
チュニジー「えっと”アフリカ映画”と言うやつですね。アフリカ映画はアフリカ大陸を舞台とした映画全般を指す場合もあるが、厳密にはアフリカ人によって撮られた映画を指すんですよ。」
大和君「いいよね~アフリカ映画っておい!チュニジアの映画って言っておいてアフリカはないだろう?」
チュニジー「アフリカ映画では白人至上主義にさらされる黒人の運命といった主題を持つ作品が多いです。ウスマン・サンベーヌが1968年に撮った『マンダ・ビ』はウォロフ語で撮られた初の映画としてあげられますな。これが一応我が国の代表映画なんだけどね~。」
大和君「ウォロ・・・?何だって?たっく聞きなれない言葉が多いな。」
チュニジー「そして栄えある第3位はやっぱり自動販売機かな~。」
大和君「えっ、チュニジアにはないの?」
チュニジー「ないんですよ。だから驚いちゃった。だって僕が自動販売機の前に来たらいきなり”いらっしゃいませ~”って話しかけてくるから後ずさりしちゃったな。」
大和君「確かに最初はビビるかもですね。」
チュニジー「ビビる大木だけにな。」
大和君「ちげえよ。」
チュニジー「それで僕がジュース買った自動販売機では7の数字が3つ揃うともう1本はタダでくれるというので必死でしたね。」
大和君「それでどないしたん?」
チュニジー「結局ダメでした。あとミステリーゾーンとかいうのがあって怖かったな。あれって何が出てくるの?」
大和君「あ―あれね。俺も高校の向かい側に自動販売機があってミステリーゾーンっていうのありましたよ。カラフルなパッケージに?が描いてあるやつね。あれはランダムにただジュースが出てくるだけでミステリーゾーンっていう名前のジュースはないんだってさ。ちなみに俺の時はファンタでした。」
チュニジー「なるほどね。今度買ってみようっと。さて第2位は日本人の丁寧さですかね?」
大和君「まあな。日本人はまじめが取り柄ですから。」
チュニジー「電話に出るときだって”すみません”はないでしょう?一度謝ってからなんてこっちが悪い事したみたいじゃん。」
大和君「でもそれが日本人の礼儀なんですよ。」
チュニジー「お辞儀の角度とかすごいもんね。」
大和君「そうそうってそんなに曲げてないやろ。」