• テキストサイズ

女芸人の日常

第5章 真っ赤なお笑いの秋に!


次の日の養成所のお昼にて3人で話していましたらサマーソングの定番と言えば?と言う話になりました。
「夏は終わっちゃったけどまだ暑いしな。」
と、最初君は冷やし中華をおいしそうにすすっていました。
「だよね。」
私もお弁当を食べながら頷いていました。
「夏ね~。私はアナコンダ♥ラブかな?」
ななみさんは淡々と言っていましたが”アナコンダ?”と言うタイトルに私はびっくりして腰を抜かしてしまいました。
「知らないの?2013年の時の天才てれびくんのMTKでしょう?私あの曲好きなのよね。」
するとななみさんが席を立ち水筒を手に歌いました。

~あらかじめ言っておくわ驚かないでね。
秘密をね、おしえちゃうご理解いただきよろしいかしら?
アナコンダ、カメレオン、ガラガラバゴスちゃん!キングコブラ、ホワイトスネーク、エリマキトカゲ様~♪

確かにななみさんらしくはあるけどこの曲はななみさんしか選ばなそうですね。

~好きなのよ、大好きよハートが止まらない
アナコンダみたいな素敵なダーリン現れないかな、夢見て踊るわ・・・~♪
ななみさんは歌い終わりご満悦なようで席に着きました。さて話は続きます。
「僕が好きな夏ソングはサザンの勝手にシンドバットかな?」
最初君が考えながら言いました。
「ああ、サザンと言えば”○○でロマンスを”なんて曲もあるわよね。」
するとななみさんが衝撃的な一言を発したのです。
「やめて!ななみさん、怖すぎる。」
これには私も思わず耳をふさいじゃいました。
「あとは”パリの痴話喧嘩”とか”開きっ放しのマシュルーム”なんて曲もあるわよね。」
するとななみさんが言葉を付け足しました。
「あ~あったね。っていうかマニアックすぎでしょう?」
でも最初君の言葉に一理ありかも。確かにマニアックなのかな?ななみさんは違うって言ってたけど。
「でもさ、沖縄にもいい曲あるじゃない?BEGINの曲、ほら島人ぬ宝とかさ。」
私はななみさんに聞きました。
「あーそうね。私は彼らもいいけどやっぱり沖縄民謡かな?沖縄民謡にありがとうっていう曲があるんだけどこれを聴くと沖縄を思い出すかな?」
さすがななみさんですね。沖縄らしい言葉が聞けて良かったな。
ちなみに私はホワイトベリーの夏祭りを選びました。オーソドックスですみません。それじゃあね~!!


/ 318ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp