第4章 私のお笑い計画書
8月3日になりました。8月もまだ始まったばかりで暑いです。そう言えば私の家の近所の人が打ち水をしておりました。風流ですね。さて、今日も養成所に行ってきます。この日は養成所に着いたら最初にななみさんに会いました。
「私のツイッターフォローしてくれたのよね。」
と見せてくれたのは・・・。
「まえうしろさんじゃないですか!?」
「そうなのよ。よしもとで女性芸人コンビ組んでる池原さんって方よ。今度お金貯めたら彼女達のライブへ行ってみたいわね。」
「勉強になるしいいよね~。まぁ私にはそんな金はないんだけどさ。」
「いつかはそれも懐かしいと思える日が来るって。」
2人で笑い合っていると最初君が遅れながらに登場!!
「やぁ、2人とも。元気にしてたかい?」
「元気にって昨日会ったばっかりでしょう?」
すかさず私が突っ込みます。これを見たななみさんが”息がぴったりだね”と褒めてくれました。
この日の養成所ではツッコミとボケの定義を学びました。
「漫才では「ボケ役」と「ツッコミ役」が存在します。普段、私たちは両者の仕事を「ボケる人」と「突っ込む人」くらいにしか考えていないと思います。そのため、「具体的にどういう仕事や役割があるのか?」と聞かれたら、少々戸惑うのではないでしょうか?そこで、ここでは両者の仕事と役割について詳しく説明していきたいと思います。」
前にもやったと思うけど初心に帰るのも大事だぜ!!
「ただ最初にいっておきますが、本当に面白いことをいう人というのは、基本的に両方の技術を持ち活用しています!(芸人も、一応ボケ、ツッコミと担当は決められていますが、実際は両方の仕事をしているのがよく分かります)ですので、人それぞれ『どちらに向いている』というのはあるでしょうが、最終的に『自分はボケ(ツッコミ)役だ!』とはっきり決め付けてしまうのは、技術を学ぶうえではあまりよくありません。」
とのことでした。何ですと!?
ボケ役は「主に漫才などで、とぼけた応答をし、話の中に面白味を生みだす役」です。基本的な仕事内容は、ツッコミ役の言葉や、場の雰囲気から会話の流れを把握し、状況に応じたボケをすることです。演芸では事前にボケの内容は決まっていますが、受けが良い場合は、さらにアドリブでボケの追加をする必要もあります。