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女芸人の日常

第4章 私のお笑い計画書


はっと気がついたら次の日になってたなんて・・・信じられないけど顔を洗ってご飯食べて歯を磨いて・・・いつもと変わらない日常です。でも養成所を卒業したら刺激がたくさん待ってるさ~。今日も養成所で頑張ってくるね~。
この日は次のネタ見せの課題にもなっている出オチと三段オチを学びました。

出オチ:出てきた時にオチていること。
出てきた瞬間、落ちているということは、喋って笑わせてるわけではないので、見た目や格好で笑わせていることが多い。

三段オチ:3つ目で落とすギャグの手法。
1.フリ 2.フリ 3.オチ

「オチと一口に言っても種類があってまずはこの前の課題でもあった考えオチそして出オチと三段オチ、この3種類だ。3つの特徴を理解してどれがどのオチなのか把握しておくことが大切だ。」
吉田講師はこのように述べてくださりました。
「そこで今日は出オチの例としてバナナマンさんの出オチ仮装大賞を見てもらうぞ。この動画には出オチの要素がぎっしり詰まっているからな。出オチをやりたいと考えてる奴にはうってつけだぞ。よく覚えておくように。」
吉田講師の説明の後私たちはバナナマンさんの動画を鑑賞しました。まずはバナナマンさんから設楽統さんが登場!!何でもこなす設楽さんの真剣な表情に思わず私も真剣に見ておりました。
それにしても出オチが苦手って意外でしたね。
なんかカンカン帽にピストルを下げて登場した設楽さんに対し誰かが”同じだよ”と突っ込んでおりました。
しかしよく見たら右手に小さな操り人形がぶら下げてあり
「本当の僕はこっちだよ。」
と、言われましても最初はわかんなかったです。出オチはオチが最初に来るのでオチがはっきりしていないと漫才やコントにのめり込めないんだとわかりました。
次はおぎやはぎさんでお馴染みの小木さんが参戦!!
小木さんはブーメランパンツに浮き輪の中に人形を突っ込んで登場しました。最初に見た時の衝撃がすごくて圧倒されっぱなしでした。でも最後まで見ても小木さんの出オチはいまいちわかりませんでした。
次は日村さんがやってくれました。
やっぱり出オチをやるには仮装が大事なのかな?仮装があるとわかりやすくて私でも笑ってしまいましたし・・・と思いきや日村さん7位でビリだって。やっぱり仮装だとわかりにくいのかな?
それでは午後の授業へ続きます!!



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