第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
「大変なことが起きたわ。」
翌日の養成所にてななみさんがため息をついておりました。
「ななみさん、どうしたの?」
私がななみさんに尋ねると神妙な面持ちでした。
「沖縄 3世帯に1世帯が貧困状態、子の貧困も全国最悪だって。あんまりよね。だからウチのお母さんが仕送りは今後、あまりできないかもだって。」
「あらら~それは大変ね。っていうか人のこと言えないんだけど。」
私は仕送り無しなので七海さんに比べて、かなりきついです。
「仕送りがどうしたって?」
そこに最初君がやって来たので先程の話を話してあげました。
「でも仕送りが少ないってことは全くもらえないわけじゃないんだからさ。千花夏ちゃんを見てみろよ。仕送りなしで頑張ってるんだぞ。少しは見習わなきゃな。」
「そうね。私はまだましな方と考えた方が良さそうね。驚かせてごめんなさい。」
ななみさんの言葉に”気にしないで”と最初君は笑っていました。私は”一緒に頑張ろう”と彼女を励ましました。
さてそろそろ授業の時間ですね。これが終わったらバイトだよぉ。でも最初君は大学のレポートがあるとかで彼は彼で大変そうですが(笑)
養成所が終わってバイトに励む私ですがこれからくる夏に鬱陶しさを感じています。6月はとにかく雨がたくさん降ってジメジメしていましたが良い思い出になりました。まあ夏は夏で夏祭りとか花火大会とかあるんでしょうけどお金の少ない私にとって格安で行けるかどうかわかりませんね。でも私らしく夏を過ごしたいと思っています!!それではまた明日(*^-^*)ノ~~マタネー