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女芸人の日常

第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~


「だから、歌ネタでやっていくのか漫才かショートコントかっていう話よ。」
「私は色々やってみて自分たちに合うのを探していきたいなって思うんだけど。最初君はどう思う?最初からこれじゃないとって決め付けるのは良くない気がするんだけど。」
私は最初君に聞きました。
「そうだなあ。ネタ見せにもよるんじゃない?だって最初は考えオチって決まってるんだから歌ネタじゃ無理そうだし・・・。漫才行く??」
「でもあえて歌にするのもありかもよ。自分たちのオリジナルソングじゃなくてもいいんじゃない?」
ななみさんがそう言ってくれたので私と最初君は感心しました。
「じゃあ、ななみさんはそっち路線で行くのね?」
「いや、私はもっぱらフリップボードか画用紙に書くけど。だって1人で歌ネタしてても面白みがないし。それに歌ネタやってる方ってコンビとか組んでる方が多いじゃない?」
「確かに1人で歌ネタやってる方って少ないかも。」
私はななみさんとあれこれ話しました。それを最初君が聞いておりました。それから最初君ともネタのことで色々話したんですが歌ネタで探してみてダメなら漫才にしようということになり一応2つのネタを持ち寄ることになりました。
「早速明日から作っていかないとね。」
明日は養成所が休みなのでやることができてよかったです。
そしてあっという間に時間が過ぎて私とななみさんは帰る時間となりました。
「急に押しかけてごめんなさいね。」
ななみさんがにっこり言うと最初君は「結構楽しかったからいいよ。でも次からは断ってくれよ。」
と言ってくれました。
この日は最初君の優しさに触れた貴重な日となりました。
本当に(TдT) アリガトウ。それでは明日に向けてレッツらゴー!!
明日はななみさんもネタを書き始めるとのことで3人で図書館に集合することになりました。
それでは(*^-^*)ノ~~マタネー
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