第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
6月4日になりました。今日の養成所では漫才とショートコントの意外性について学びました。まずは女芸人さんからハリセンボンさんが珍しく漫才をされている動画を見せて下さりました。それからコラボカーペットでのハリセンボンさんと友近さんの動画も見ました。まずはコラボカーペットを見たのですが遅れてくるシリーズが面白かったです。”はよ、座れよ!”が決め台詞かな?と思いながら見ておりました。
次にハリセンボンさんの漫才を見ましたがボケとツッコミが的確で素晴らしいと思いました。吉田講師曰くハリセンボンさんは普段はショートコントをされているので漫才をされているのは非常に珍しいと言っておりました。確かにそうですね。
そしてこの日は養成所終わりのバイトがお休みのために最初君とななみさんのバイト先の喫茶店に立ち寄ることにしました。
ななみさんが働いているのは”上島珈琲店 JPタワー店”です。丸の内ビルディングの近くに有るこのお店はどこか懐かしい感じが漂うお店です。
「いらっしゃいませ・・・ってなんで来たの?」
ななみさんは驚いていたようですがななみさんの活躍を見たかったからとだけ言った。
「それではメニューをどうぞ。」
上島珈琲店でのスタッフの衣装は真っ白でした。ななみさんにぴったりですね。
「フードメニューも充実していて凄いな。」
私が驚いて言いました。
「サンドイッチが美味しそう。どれにしようかな?」
最初君がメニューを選んでいるとななみさんが突っ込んできました。
「お客様、サンドイッチではなくサンドウィッチですよ。」
さすがだわ。本当ならクレームが入りそうなのにきっちり正すなんて凄いな。私はななみさんに圧倒されっぱなしでした。
「でもサンドウィッチって結構高いな。だって安いので210円かあ。私は珈琲だけにするわ。」
と私は渋々サンドウィッチは諦めてコーヒーだけにしました。最初君は珈琲とサンドウィッチも頼んでいました。
「いいなあ。少し分けてよ。」
と私が言うと最初君が”半分こにしよう”と言ってくれました。ありがとう!!
「僕はミックスサンドと豆乳ミルク珈琲にします。」
っていうかなんでおしゃれな珈琲頼んじゃってるの?まあいいけど。
「私はSの紅茶でミルクでお願いします。」
「メニューを確認させて頂きますね。」
ななみさんは手際よくメニューを確認してレジ打ちをしていました。