第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
さて次の日の養成所では発声練習からの演技の授業でした。朝からきついよ~。ここではパフォーマーとして必要な基礎的な内容が中心で体の使い方・感情解放などを学びます。
そして英会話の授業がありました。なんか英語が飛び交ってるのが新鮮だわ。吉田講師の話では7月からコンビやトリオはショートコント作り、ピン芸人志望の子はネタ作りを始めてくださいとお知らせがありました。すごく楽しみですね。
この日のお昼はいつめんでネタについて話し合いました。このメンバーだと話が尽きませんわ。そんでもってあっという間に養成所が終わってバイトの時間がやってきました。この日のバイトも忙しく終わり帰りに薬局にて洗剤を買って家に着きました。ものすごく疲れました。どうしよう・・・夕食作る気力ほぼゼロです。かといって外食はできないし。とりあえず銭湯に先に行って汗水流しますか。
この銭湯にはいつも来ているので銭湯のおばさまとすっかり顔なじみになりました。
がら~
「失礼します。」
私がとを開けて中へ入るとおばさまがびっくりしておりました。
「お嬢ちゃん、今日は随分来るのが早いじゃないの?」
「えへへ、今日は早く疲れを癒したいので先に来ちゃいました。この時間ってやってますよね?」
そんなに驚くことかな?と思いながらドアを閉めるとおばさまが”やってるわよ”と言ってくださりました。
銭湯で疲れを癒していたら夕食を作る気分になったので家に帰って冷蔵庫をチェックしました。さて何を作ろうかしら?そういえばお母さんが送ってくれたばんぺいゆの残りを食べました。沢山送ってきてくれたため腐らないようにと1日1個は食べてきたのですがあとわずかなんて寂しすぎるな。でもこれからはお母さんの仕送りがないんだろうから自分1人で頑張らねばいけません。大丈夫かな?そんな不安な明日を消し去って(=´ω`)ノおやすみだょぅ