第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
6月2日は雨ですね。嫌だなあ(笑)この日も養成所&バイトです。バイトは順調ですが養成所がうまくいくかどうかですね。そしてこの日の養成所はかぶるとかぶせるの違いを学んだ後に英会話の授業でした。発声法・発音・筋トレなどはほぼ毎日交代で行います。朝からの筋トレはきついっす。そして頑張る最初君を見たら自分も頑張らねばと思いますね。これが中々できないんだけどね。
さてお次はバイトです。ジュースやコーヒーを作り、レジ打ちにお客様への対応と日々忙しいです。6月はピーチインピーチフラペチーノとチョコレートクランチフラペチーノが加わります。そんな私の店にななみさんと最初君が来てくれました。
「いらっしゃいませ。あのさ~。」
「今日はバイト休みだから来ちゃった。」
ななみさんは嬉しそうに話しておりました。ここでうっかりタメ口になりそうになり先輩から注意を受けてしまいました。そっか外では友達でもここでは立派なお客様だもんね。
「私はピーチインピーチフラペチーノにするわ。最初君は何にする?」
ななみさんが最初君に聞きました。
「僕はえっと・・・。」
”男子なんだし絶対あさっりしたのだよね”と私がゴクリとつばを飲み込んでそわそわしていると意外な言葉が彼の口から出てきました。
「チョコレートクランチフラペチーノかな?これにします。」
えええ?激甘のやつじゃん。
「へえ、最初君って甘党だったんだ。知らなかったな。」
ななみさんが笑顔で聞きました。
「いや~バレちゃったら仕方ないかな?実は僕、スウィーツ男子なんだよね。だからこういう甘いのに目がなくてさ。」
最初君は照れながら言いました。
「こういう男子ってどう思う?」
「いいんじゃない。私は人の好みに突っ込む権利なんてないし。」
さすが、ななみさん!おっと注文を受けなくっちゃ。
「ご注文の品はピーチインピーチフラペチーノとチョコレートクランチフラペチーノでよろしかったでしょうか?」
「はい。」
「あの~別々の料金だからね。」
ここですかさずななみさんが先に払うことになりました。
「だと思ったよ。」
最初君は少し呆れ気味でした。
「ピーチインピーチフラペチーノは610円になります。チョコレートクランチフラペチーノ590 円になります。」
さて、今日のバイトもこれで終わりっと。2人が喜んで飲んでくれたところで(=´ω`)ノおやすみだょぅ