• テキストサイズ

セイレーンの歌【ONE PIECE】

第28章 心の痛みを




ズルリと指が抜かれると、変わりに今度は熱くたぎった屹立を押し当てられる。

たっぷりと濡れたモモの秘部は、大きくそそり立ったソレを簡単に飲み込んでいく。

「あ…ッ、あ…ッ」

お腹の圧迫感に喉の奥から嬌声が漏れる。

久しぶりの感覚に蜜壁は喜び、入ってきたばかりのローをキツく締め上げた。

「く…ッ、もっと…力を抜けよ。」

久しぶりで敏感なのはモモだけじゃない。
ローとて、待ちに待った感覚に目眩を起こしそうだ。

ズプンと一度無理に根元まで楔を穿つと、すぐに腰を引いてギリギリまで引き抜いた。

「はぁ…ァ、ふ…ぁ…んンッ」

その激しい快楽に意識を持っていかれそうになる。

(ダ…ダメ……ッ)

モモはギリリと歯を食いしばって、必死に耐えた。


「ロー…。お願……、ゆっくり…して。」

内にこもる熱で、息も絶え絶えになりながらも、モモは涙目で懇願した。

(まだ調子が悪ィのか…?)

口には出さないけれど、モモがドラム王国から元気がないのはわかってる。

おそらくは心の問題なのだろうと、彼女が打ち明けてくれるまでは待つつもりだが、内心ひどく心配していた。

嫌がる素振りは見せないけど、こうして身体を交えることも、きっと気乗りしなかったはずだ。

でも、心配はしていてもモモを求めないことはローにとって難しい。

我慢には限度がある。

それを申し訳なく思いながら、ローはモモに口づけを落とした。


「わかった、お前の望む通りにしてやる…。」

そう言って唇を優しく啄むと、彼女は安心したように笑った。



/ 1817ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp