第28章 心の痛みを
揉みしだき、手の中で形を変える膨らみは、以前よりも大きくなったような気がする。
モモは17歳。
まだ成長途中なのだろう。
(大きさなんざ、別にこだわりゃしねェが…、コレはコレで悪くねェ。)
先端を口に含み転がし、もう片方の膨らみは、その柔らかさを楽しむように揉んで堪能した。
「は…ぁ…、…んん。」
執拗に胸を責め立てるローに、次第に焦れったさを感じていた。
久しぶりなのはモモも同じ。
すっかり快感を覚えさせられた身体は、さらなる刺激を期待して入口を潤す。
「はぁ…、ん…はぁ…。」
自然と熱のこもった吐息が出た。
「どうした…?」
本当はわかっているくせに、わざとらしく聞いてくる。
「ん…、ん…、ロー…。」
切なくなって、甘えたような声が出てしまう。
だけどローは、イジワルを止めない。
「なんだ? 言わなきゃわかんねェよ。」
すぐ目の前には、意地の悪い笑顔。
ああ、嫌だ。
この笑顔…。
すごく好きだわ。
「触って、ロー…。もっと、奥まで…。」
大好きなイジワル顔をもっと見ていたいけど、情けないことにモモの限界は近い。
あっさりと白旗をあげてしまう。
だけどローは、そんなモモの素直なところが堪らなく好きだ。
「仕方ねェな…。」
そうやってモモのお願いに応えるフリをするけど、本当は彼女に触れるのを我慢できないだけ。
内股をつたい、スカートの中に忍び込んできた手が、モモの敏感な部分に触れる。
「…あ…んンッ」
ビリリと電気にも似た衝撃が身体を巡った。