• テキストサイズ

セイレーンの歌【ONE PIECE】

第19章 水の都へ




「あぁ…ッ、待って…ぇ、もう…あ…頭が…ッ」

感じすぎて脳みそが溶け出してしまいそう。
本当に、自分が自分でなくなりそうだ。

パンパンと激しく腰を打ちつけられ、押し寄せる快感に恐ろしくなる。

「は…ぁ、もう…、どうにか…なっちゃ…ッ、んンッ!」

ボロリと大粒の涙が零れ落ちた。

ローはその顎を優しく捉え、上を向かせる。

「なっちまえよ、どうにでも。…責任、とってやるから。」

それって…。

紡ぎたかった言葉は、降ってきた口づけに吸い取られる。

そのままクルリと身体ごとこちらを向かせ、抱き合うような体勢で、モモの最奥へと楔を穿つ。

「ふ…、んンッ」


どうなってもいい、そんなふうに言ってくれたローの言葉に心が軽くなり、素直な気持ちが口にでる。

「もっと…。ロー、もっと…シて?」

「ああ、シてやるよ…。何度でも…。」

モモの言葉に応え、よりいっそう激しく注挿を繰り返す。

「あ…、ふぁ…ぁッ、気持ち…い…ッ」

「俺も…すげェ、イイよ。」

トロトロにとろけ切ったモモの秘部と、熱くたぎるローの楔。
このまま溶けてひとつになってしまうのではないかと思った。

押し寄せる愉悦に、蜜洞を痙攣させてローをさらに奥へと誘う。

誘われるまま、楔を最奥まで打ち込み、切っ先で子宮口をグリリと刺激する。

「ひ…ぁッ、もう…、イッ…ちゃッ」

「ああ…、一緒に…イこう。」

唇を重ね、ひときわ大きく身体を揺さぶった。

「んんッ、んぅ…んんんッ!」

ぶるぶると震え、身体を弓なりにしならせながら、高みへとのぼりつめると、内壁に再び熱い飛沫がビュクビュクと吹きかけられた。

ひときわ高い嬌声は、ローの唇に吸いとられたまま。


どんなお前でも、愛してる--。



/ 1817ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp