• テキストサイズ

時を越えて、君を想う 。...刀剣乱舞

第1章 審神者として



とある未来。
日本では、大規模な能力検査が行われた。
10代〜20代の若者を中心に行われ、日本中から適正者として集められたのは、片手ほどもいなかった。


弦岐陽菜も、その中の一人だった。


適正者として、国からの命を受け彼女は審神者となる。
中でも、彼女は特別だった。何故特別だったか...それは



彼女は、適正者宛に用意された資料に目を通した後、何事もなくすぐに承諾し、サインをしたからだ。



資料に書いてあった事は一つ。
ただ、これを読んで迷わなかった者は彼女以外にはいなかったと聞いている。



審神者として、過去の世界に行った際その家族、身内には一生の保証を認めると共に、適正者の命は国のものとなり、その後一切の責任を持たないものとする。


つまり、審神者となれば死ぬ可能性もあるという事だろう。


何事もなく、顔色一つ変えなかった彼女だったが、過去の世界に送り込む前、最後に話した者は
「彼女は、生きたいとも死にたいとも言っていませんでした。人間の生死には興味がないと...」こう聞いたそうです。

そんな彼女の行動。
これからどうなるのか、彼女は本当に特別なのか。




国は彼女のその後を、記録を、残すことにした。


/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp