第3章 出会い
ケイト「?
何、あのしょぼい術」
開口一言、遠目で言った言葉は…
火遁・豪火球の術をしたオビトに向けての言葉だった。
ケイト(私だったら
どれぐらいの大きさになるだろう…)
そう考えている中…
「それじゃあ最後の挑戦者!はたけカカシ君!」
その言葉と同時に
カカシは木の上から宙返りをし、綺麗に隣に着地した。
「カカシ君は、何をやってくれるのかな?」
カカシ「じゃあ、土遁の土波(つちなみ)を」
「ほお。
その術は、かなりのチャクラがいるけど大丈夫?」
カカシ「土遁!土波の術!」
そう印を結んでから
その言葉と共に、右手を地面に叩きつけ…
それと同時に
地面がうねりを上げ、波打っていた…
ケイト「おお~!(キラキラ)
(ほぼ同い年の子供が出来てる!!
でも、そんな術は習わなかったような…;」
そうして…
表彰を受けたカカシを見てから…
ケイト(私にもできるかなぁ?)
わくわくと微笑みながら、同じように土の印を踏み
足から地面へと送るように発動させた…
すると…
ケイト「わわわわわわわわわ!;」
がくがくがくがくがく!
地面が高震度で揺れまくっていた。
カカシ「ん?何やってんだ、あいつ」
土遁の印を組み、地面が超速で揺れているケイトを見て
足を止めるカカシ
その直後…
ぐにゅ~ん!
ぼおぉ~ん!!
地面が一気にへこみ
ケイトを思いっきり上へと跳ね上げた
カカシ「!」
ケイト「わぁ~!;」
そして、木に真っ逆さまになりかけた時
ケイト「浮かないと落ちる!)ふんっ!」
印を組んでチャクラを練りながら浮いた直後
ぱしぃ!!
それを、木を足場にして跳んだカカシは
そのケイトを横抱きにして、着地した。
ケイト「え?え?」
カカシ「ほら、立てるか?」
半ば混乱し、飛龍の術がとけたケイトに対し
カカシは、おろしながら尋ねかけた。