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とうらぶっ☆
第3章 閑話休題:山姥切国広
3
主の様子が変だ。
それは演練の行われる会場についてから、徐々に確実なものになっていた。
鶴丸国永を見ては何か言いたげに彼の背中をじっと見つめる。
その見つめる瞳には、傷ついた色が微かに潜んでいた。
瞬きすれば次の瞬間には消えてしまうのだろうそれが、山姥切国広にはもどかしかった。
基本的に主に厳しい山姥切国広だったが、なんだかんだ言って甘いことを自分でも自覚している。
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