第7章 まさか
「、ど、どこか打ったのか?」
「それとも、何かいけない物でも…」
『いいえ。至って正常ですし、健康体ですが?』
アルフリードに抱きついたまま、二人と会話をしている。
「ちょっと、あんた!!」
『なぁに、アルフリード?』
満面の笑顔で自分の顔を見られ、さすがのアルフリードも照れてしまっている。
「…う"ッ」
『本当に可愛いわね。大丈夫です。殿下に直接お願いして、女性同士でも婚姻を「待て待て待て待て!!」
『何ですか、ナルサス様』
「一体、どうしたのだ!?」
最早、エラムにはついて行けないらしく、遠い目をしてしまっている。
『あら、ナルサス様。ご存知ありませんでしたか?』
その一言に、ナルサスとエラムは言葉をなくし、アルフリードは意味がわからず?が頭の上についていた。
私、両刀ですのよ。
(両刀ってなんだい?剣術の事?)(お前は、知らなくてもいい)
アトガキ
世の中、そういう人いますよね。友達の友達がそうらしくて、驚きました。