• テキストサイズ

君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第8章 Last Episode


「よう。久しぶりだな。」

前より少し大人びた和ちゃんがそこには居た。

「和ちゃん!!!!」

私はブランコから飛び降り、和ちゃんに抱きついた。

和ちゃんも私を抱きしめてくれた。

「和ちゃん!会いたかった!」

「俺もだ。」

そう言って私達は顔を見合った。

そして唇を重ねた。

「和ちゃん!私ねっ!ずっと言いたかった事があって…」

「ちょい待ち!それ俺に言わせてくんねぇ?」
和ちゃんは懐かしいあのくしゃっとした笑顔で言った。

「うん?」

「佳代、大好きだ。愛してる。」

和ちゃんは真っ直ぐな目で私を見つめて言った。

「!!!私も!和ちゃんが大好き!愛してる!」

そうして私達は再び強く抱きしめあった。

たくさん遠回りをして、

少し寄り道もして、

そしてたくさんすれ違って…

でもやっと
こうして出会えたんだね。

僕は君が大好きです。


「あ!あのね!和ちゃん!」

「ん?何?」

「誕生日おめでとう!」

「…ありがとう!」




ーHAPPY ENDー

/ 92ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp