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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第6章 下~僕編~


「俺も、真ちゃんと前みたいに話してぇよ、他の奴に緑間真太郎ってすげぇだろって自慢してぇよ。」

そういうとポロポロと目から涙が出てきた。

「すればいいのだよ。ほら」

"シュッ"

真ちゃんは俺にボールを渡した。

「1on1するのだよ。俺に勝ってみろ。1回でも勝てたらジュースをおごってやるのだよ!」

「…っぷ。上等じゃねぇか!」

そうして俺と真ちゃんは1on1をした。

真ちゃんはやっぱり強くて
凄くて、
俺は敵わなかった。

うちの自慢のエース緑間真太郎。
俺は真ちゃんが大好きだ。

真ちゃんは佳代でなく俺を選んでくれた。
そう思っていいのだろうか。

俺は恋の代わりに
最高の友情を手に入れた。

きっとこれでよかった。

でも、やっぱり俺はずっとずっと
佳代を思っていた。

僕はあの時、君の事を思っていた。

~僕編 fin~



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