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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第5章 中~僕編~


「和ちゃんが好き!和ちゃんに会いたいっ!寂しいよぉ…。和ちゃん…」

佳代はそう言って泣き崩れた。

頭が真っ白になった。


佳代が

俺を

好き…?


胸が破裂しそうなほど高鳴り、
泣き崩れた彼女を抱きしめて
めちゃくちゃにしたかった。

でも、頭には真ちゃんが浮かんだ。
また、大切な二人を裏切ってしまった。
もうこれ以上はだめだ。

心のどこかでブレーキがかかった。

俺は佳代を離しすぐにドアに向かい
屋上から出た。

"ドン"

誰かにぶつかった。

顔を上げた。



真ちゃんが居た。




体が硬直した。



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