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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第4章 上~僕編~


今は5月、気温はやっと暖かくなりはじめ、
新しい学校にも慣れ始めた頃。

俺は幼馴染の佳代と毎日一緒に学校に通っていた。

俺の通ってる秀徳高校はバスケ部がもの凄く有名で、
今年、俺と同じ1年に"キセキの世代"の奴が入った。

緑間真太郎っていうそいつは、
どこからでも3Pシュートを打つ奴で
しかも、はずさないっていうスゲェー奴で…

でも超絶堅物で、
その癖占いが趣味っていう変な奴だった。

俺はあっという間に真ちゃんが気に入り、
よくつるんでいる。

登校中もついつい幼馴染にずっと真ちゃんの話ばっかりしている。

幼馴染も飽きずにいつも聞いていてくれる。

そんなある日のことだった。

「そんな和ちゃんが褒めるなんて、いつかその人に会ってみたいよぉ」

「え?会ってみる!?じゃぁ!昼休み連れてくるから!佳代もぜってぇー真ちゃんの事好きになるから!」

この一言がきっかけで
すべてがはじまってしまった気がする。


先程まで吹いていなかった生暖かい風が俺達の間を
吹きぬけていった。





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