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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第1章 上~君編~


秀徳高校に入り一ヶ月が過ぎ、慣れ始めた頃の話。
毎日幼馴染の高尾和成と一緒に学校へ通っていた。

「おい!佳代!俺のチームにすげぇ奴がいてさぁ!」

「また"キセキの世代"の人の話?」

和ちゃんはいつも楽しそうに私に同じ部活の人の話をする。

「いや、まじすげぇんだって!真ちゃん!」

「ははは、そんな和ちゃんが褒めるなんて、その人にいつか会ってみたいよぉー」

「え?会ってみる!?じゃぁ!昼休み連れてくるから!佳代もぜってぇー真ちゃんの事好きになるから!」

「分かった。楽しみにしてるね。」

これが私と緑間真太郎の出会いのきっかけだった。


そして、


これがすべてのきっかけだった気がする。


ふと空を見上げた。

透き通るような真っ青な空。

春の心地よい風が吹きぬけた。



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