第1章 リスキーゲーム
人間は都合のいいことばかり聞いて、
都合の悪いことは聞かないと
言うけれどここには…都合のわるいことしかなかった
人がいるからこそ成り立っている世界は、人口が
一人の場合何も出来ないのだと僕は思った
これが本当の孤独なのだと…理解した
そして僕は一日を過ごした。
二日目ー
僕は外に出てみることにした、外は明るくてー
でも…
誰一人として視界にはいなかったいろんな人の家の
チャイムを鳴らしてみたりしても何も言われないし、
入っても誰もいない…
それが三日続いたー
そして四日目店に入ってみることにした、
変な格好をした黒い髪の女の子が立っていた、
「嘘?!私以外にいたんだこのゲームに
よかった~歩き回ってて」
これまででわかったことは
「
・寿命まで生き抜いてゲームを終了させる
・ゲームで亡くなってしまったら死ねない
・このゲーム「世界」には数人の参加者がいて
一人じゃない
・自分の好きなようにできる
」
その四つくらいだった…
「あっ、私ミゼリね」
そしてふたりで五日目を過ごしたー
六日目ー僕は女の子が人ではない気がしていた
名前は「ミゼリ」英語で「悲惨」Misery
という意味だ僕は気になっていたから【ミゼリ】
に聞いた君は人間なの?と
ミゼリは答えた、
「人間…だったよ私は、霊ーあなたには
みえるのとみえないのがいるみたいだけど
ここは霊の世界ゲームでも霊は霊で、
見えたのが私でよかったと思うよ悪い霊なんて
いくらでもいるからね」と
そして教えてくれた、
「ここにいる霊…私も含めみんなこのゲームをクリア
できなかった人なんだよでも、一人だけ私が
霊になってからクリアした人を見たことがあるの
その人はいつもいろんな霊と会話をして
ゲームクリアのヒントを得ていたみたい…
だったらこのゲームは
「人生を死なずに終わらせるゲーム」
つまり死ぬ前に終わらせるゲームなんだよ
寿命がきて亡くなってもこのゲームをクリアすることは
不可能「白いトビラ」それが出口ー
ゲームクリアのヒントだよ