第1章 第一章 狐神と死の外科医
ユリ「えっ!?熱が40度!?大変!!」
戸棚に置いてあるカプセル型の薬とコップに水を入れ彼に飲ませようとするが、
ユリ「飲んでくれない…」
熱のせいでこんなことも出来なくなっていた。
ユリ「しょうがない。一か八か…」
私は、水と薬を含み彼に、飲ませた。
いわゆる
口移し
ロー「んぐ………!?」
ユリ「ぷはぁ!?大丈夫!?」
ロー「ハァハァ…此処は?」
彼は荒れた息で辺りを見渡した。
ユリ「私の家かな。」
ユリ「でも、まだ寝てて」
ロー「それは…ハァハァ信じていいんだな?」
ユリ「うん。」
彼は、安心したかの様に静かに眠りに着いた。