第2章 忌み子
?「ほぉ〜化け物の癖に人間様に向かって悪〜い口の聞き方。ちゃんと教育してんの?」
ユリ「誰!!」
コノハ「チッ…しょうがない。名前だろ?名前…コノハだ。よく覚えとけ。」
ユリ「!?……お父さんとお母さんを解放しろ。」
コノハ「断る…と言ったら?」
ユリ「ち…力付くで。」
お父さん「!?無理だ!!ユリ!お前は子供だ!!まだ早すぎる!!!」
コノハ「ホラホラ〜☆お父上も言ってるよぉ無理だょ〜バーカ。」
ユリ「貴方は一体何者だなの!?私達家族こと知ってるし。」
コノハ「獲物《ターゲット》の事を少し知っとかないと。捕獲者《ハンター》は成り立たない。」
ユリ「捕獲って!?私達家族を殺すんじゃないの!?」
コノハ「ぷっ…わはははは!!バッかじゃないの!?…神を殺せるなんて思ってねぇよ。弱らせるだけ弱らせるだ・け〜」
ユリ「じゃぁ…お母さんは、」
コノハ「確実に死ぬなぁ。」
ユリ「き…貴様!!」
コノハ「私が『興味』有るのはあなたたち。狐神だけよぉ?くっついてる、《ゴミ》を処理するだけ。」
ドクン
怒りが溢れる!!
私の体から耳と尻尾が生えてきた。
お父さん「ユリ!!止めろ!!気をしっかり持て。」
コノハ「!?わぁ♪これが、狐神の姿か!!ゾクゾクするよぉ。」
怒りのオーラがユリの周りを包み込んだ。
尻尾も9本になり。
眼は燃えるように熱い眼をしていた。