第2章 忌み子
次の日
ユリ「ふぁわ〜」
私は、ゆっくり起き上がりふと、
不思議なことに気づく。
ユリ「お父さん?お母さん?」
昨日までいた二人の姿が見えなかった。
嫌な予感を感じた私は、お母さんとお父さんを探しに行った。
ユリ「おと…。!!?」
私が見たのは、お父さんとお母さんが木の柱に繋がれて、下には木が沢山置いてあった。
村男「今から、この《化け物》の『公開処刑』を行う。」
ユリ「えっ!?」
私は、村の人にバレないように隅っこに隠れて見ていた。
ユリ「公開処刑=《死》!!」
村女「あんた。人間の癖に化け物に同情して村を裏切ったんだ。死ねばいい。」
お母さん「相変わらず貴方達は何にも解ってないわね。知りぞこないが。」
村女2「なんだと!?このアマ!!」
お父さん「何故君達はそんなに私を怨む。」
村男2「お前らみたいな、化け物が生きてる事態可笑しいんだよ。」
お父さん「私は、醜いが、醜いなりに生きている!
今が一番幸せだ!!」
村男2「ふ…ふんそれも今日で終わりだ。」
お父さん「私より君達のほうがよっぽど、化け物だ。」
村女「し!!?死ね!!」
そうして、女は火を放そうとしたら、
ユリ「止めてください!!。」
全員「えっ!?」
お父さん「来ちゃ駄目だ!!」
お母さん「逃げなさい!」
?「そいつだ。そいつが
二人の妖(こ)だ。」
ユリ「誰!?」