第9章 露天風呂
「ねっ……秀吉っ……」
「俺が欲しいか?」
いつも以上に甘く響いてくる声に頷いて答えると
「俺はお兄ちゃんじゃないからな」
甘い声で念を押してくるなんて
気にしてたの?
「ふふっ……こんなエッチなお兄ちゃんは……
いないでしょ?」
頬に口付けをすると、満面な笑みで
「だなっ」
その笑顔は男らしくもあり
可愛くも見えて、心も身体もキュンと疼いてくる。
「覚悟しろよ?」
「うん……」
これから何回昇天させられるのか
わかんないけど
秀吉が愛してくれるなら
何回でも構わない
口付けを交わしながら、私の中にゆっくりと入ってくる秀吉のモノを感じ
秀吉に愛される悦びに浸ろう
◇秀吉夢◇Fin