第9章 露天風呂
「ンッ……政宗っ……」
政宗と抱き合いたくて、首に腕を巻きつけ
真正面から抱き合う
お腹に触れる政宗のモノがピクピクと動いて
愛おしい
唇を離したくなくて、離れては口付けして
何度も何度も重ねる
もう、おかしくなりそう
「ねっ……お願いっ……」
お腹にあてがわれている政宗のモノを手のひらで包み込む
「今夜の愛香は大胆だな……」
愛おしそうな眼差しで私を見つめる政宗に身も心もすべて捧げたい
恥ずかしいと思いながらも政宗にもっと愛されたい
その欲求はとめられないよ
腰が浮く感じが一瞬したかと思ったら熱く硬いモノが私の中心を貫く
「んっ!!__はあっー……!!」
下から政宗に突き上げられるだけで全身が痺れたみたい
「んっ……! 愛香の中は最高だなっ……ん……ふっ!」
政宗の喘ぐ声を聞いているとお腹の奥がきゅんきゅんとしてしまう
「おいっ……あんまり絞めるなっ」
掠れた声
少しだけ余裕のない響きにくらっとして意識が飛びそうになっちゃいそう……
薄目をあけて空を見上げると
満天の星
普通に生きていたら絶対に出逢うことのなかった2人
でも、出逢って恋をして__
私には政宗のいない人生は考えられないよ
「愛してるよ……」
「俺もだ……俺から離れるんじゃねーよ」
「うんっ……」
◇政宗夢◇Fin