• テキストサイズ

イケメン戦国◇甘い囁き◇R18

第9章 露天風呂



「はぁ~……」



幸せのため息が洩れてしまう
なんて贅沢な時間を私は過ごしているんだろう……



雪景色の中、空には見たことのないくらいの星々


そんな中で1人露天風呂に浸かっているなんて……



「幸せすぎる……」



お湯の温度はちょっと高めだけど
ひんやりとした空気が火照った身体を程良く冷やしてくれる




「湯加減はどうだ?」

「うん。ちょうど良いよ……って?!
政宗?!」


背中越しに声をかけられて
つい、振り返ってしまうと__



そこには一糸纏わぬ姿の政宗の姿が……

月明かりに照らされた政宗は格好良くて
思わず見惚れてしまうんだけど……
(って!!……そういう問題じゃないよ)


「ン? どうしたんだ? 湯あたりでもしたのか?(真っ赤になってる愛香は可愛いな)」


「ちょっ!! 入ってこないでよ」

「なんだ? 照れてるのか?」


からかうように笑いながら私に近づいてくるから
胸を隠しながら後ずさる。


もうっ
分かっててやるんだから



薄暗いとはいえ恥ずかしいよ



「来いよ」

「あっ……」




強引に腕を引かれて政宗の膝の上に座らされてしまった。
そのまま背中から抱きしめられて__




「身体……洗ってやるよ(すみずみまでな)」

「んっ……」





耳元で囁かないで……



/ 379ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp