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イケメン戦国◇甘い囁き◇R18

第46章 ピックアップ御礼作品【月夜に抱かれて】/謙信


唇を噛み締め、眉を寄せ必死に抗うとする愛香が愛おしくてたまらない。


それほどまでに願いを叶えたいのか。



お前が望むのであればなんでも叶えてやるぞ。
着物が欲しいのなら、いくらでも与えてやる。
城が欲しいのなら、豪華な城をあたえよう。

俺が欲しいのなら、この命でさえ与えてやる。


だが、愛香。


お前の願いだけは叶えてやるつもりはない。

愛香の願いは知っている。

片時も俺と離れたくないお前は戦場についてきたいのであろう。

口にせずともそれくらいはわかるぞ。

が、それは赦すわけにはいかぬ。


戦場が危険だからではない。お前1人くらい守りながらでも存分に俺は戦える。



「っ……ぁ……ぁあああ……」

「達しそうだな」

「んはっ……だ、だいじょ……んんっ……!」



素直な蜜壷は達したくて俺の指を締め上げているというのに。


「まだ耐えるのか?」

「ふ……ぁ……ま、負けま……せん」

「そうか……では……こうしてやろう」

「っ……?!……んぁっ……!……だ、だめっ……!やめ……」



愛香の啼きどころなぞ熟知している。


愛香は指で出し入れするよりも、手前で焦らすように動かす方のが好きだろう?



「うっ……んっ……謙信さま……ずるい……っ」

「勝負は勝たねば意味はないだろ」

「く……っ……んぁっ……」

「我慢せずに達しろ……」

「……っ!
(そんな甘い声で囁かれたら……我慢出来ない……)」

「愛香……!!」




口付けをして俺を防ぐとは───面白い

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