• テキストサイズ

イケメン戦国◇甘い囁き◇R18

第15章 奥州の大トラ/伊達政宗(政宗side)


「ンッ……ハァ……」




下半身が痺れるような快楽の中、俺の意識が戻りはじめた。

男根を誰かに愛撫されているよな

まだ重たい瞼を開けると頬を染め、一生懸命に口を動かしている愛香の姿が映った。



なんで愛香が俺を愛撫してるんだ?

自分のおかれている状況が不思議でたまらない。
記憶を辿りはじめるか__


確か……
軍議が終わりに近づいた頃
信長様が南蛮から「わいん」という酒を献上されたから酒盛りを始めようと言いだし……






「ほう……これが南蛮からの酒ですか?」


光秀の盃には紅い色をした酒が注がれている


ん?
どこかで嗅いだような香りだな。



「血の色のようにも見えるな」

「血の色とは何とも恐ろしいですね」


三成、本当に恐ろしいなんて思っちゃいないだろ?
涼しい顔をしてるぜ?


「政宗」

「ん?」

「いくら血を好むお前でも、流石にこの血は受け付けないだろ?」

「はあ?!」



奥歯にものが挟まったような言い方が気に入らねーな


「俺がびびって呑めない__そう言いたいのか?光秀」

「そんな事は言ってないが?」


挑発するような物言いにカチンとくる。
いや、挑発されてるんだよな


俺と光秀のやり取りを聞いていた家康の「バカみたい」の言葉にイラッとし
「お前は下戸なんだから呑むなよ」と秀吉のお節介な言葉に切れ



「吞んでやろうじゃねーの」



光秀の盃を奪い、一気に胃の中に流し込む
/ 379ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp