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青春あやまち論 【黒子のバスケ】

第17章 仕方ないわよね…



鬱陶しい梅雨も明け、季節はあっという間に夏。

そして迎えた全中予選、地区大会初日。


『これより、帝光中学校対角岡中学校の試合を始めます』


スターティングメンバーは勿論、征十郎、大ちゃん、真ちゃん、あっくん、黄瀬の『キセキの世代』だ。


「言うことは一つだけだ。獅子搏兎、どんな相手であろうと全力で勝つ。それが戦いの礼儀だ。行け」

「「「おう」」」


監督の言葉で、皆はベンチを立つ。

今回の対戦相手は帝光にとっては油断したとしてもまず負けはしない、中堅校。

試合は、順調に点を重ねていく。

第三クオーターの時点で得点は91‐32。


「監督、そろそろ」

「ああ」


監督の隣に座る私は、監督に”彼”の出場を促した。

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