第1章 憧れ *Ruki
私はある事情から夜間学校に通ってる
この学校には芸能人やお金持ち、特別な理由がある者達が入学してくる
私の学年は2年生
そして、私は今....恋をしている
その相手は、上級生の無神ルキさん
黒髪短髪で背の高い彼は
そこら辺のモデル以上にかっこよかった
でも、彼は何処と無く冷たい目をしている
少し人間離れした雰囲気で初めて彼を見た時
私は固まってしまった
というより、威圧感に殺されそうになった
でも、私はそんな彼の
行動、姿、その冷たい瞳さえも
"美しい"と思った
この言葉はこの人にこそ相応しいものだ
そう感じた
けれど、私は彼を見る度思う....
彼には....私は届かない........