第3章 出逢い
貞安「…え」
大広間の戸を開くとそこには、中傷、重傷の刀剣達がいた
これを見る限り、充分に手入れをされていないようだ
審神者「おぉ!!皆傷が映えて綺麗だ」
加州「あ、ありがと…主」
貞安「え、傷…大丈夫なの…かな」
審神者「…貞安は…今日、夜、私の部屋に来なさい」
刀剣達「!!」
貞安「?わ…かった」
審神者「よしよしニコ」
そう、この時点でもう貞安が審神者の手の内から逃げる事はできなくなっていた
今の審神者の言葉を了承したその時から…
審神者「…さぁ皆、自己紹介しなさい」
加州「…はぁい…俺は加州清光…よろしくね」
燭台切「僕は燭台切光忠…よろしくね…ここの料理とかは僕が担当しているよ」
etc……他の刀剣達の紹介も終わりもうすぐ夜…就寝時間になる
加州「…アンタ」
貞安「…何?」
加州「…なんでもない…まぁ御愁傷様?」
貞安「??」
審神者「貞安!早く来なさい」
貞安「あ…うん」
ここからは貞安にとって一生掛けても忘れられない地獄の生活が始まる事になる