• テキストサイズ

女帝ホスト

第2章 日常






というわけで、この学校のトップに君臨する空沙の説明はこれで終わり

最後に付け足すとするなら、あたしと空沙はすっごく仲良しってことくらい

「・・・いま、何かしらの寒気がした」

・・・のはずなんだけど

ひどくない?

ま、それが空沙だから理解してるけどねー

全部受け入れないと、空沙の友達、もとい幼馴染なんてやってらんないよ

「空沙~さんきゅ!」

もちろんこれは見逃してくれた空沙へのお礼である

それに空沙はふいっとそっぽを向いて

「別に」

一言つぶやく

さすが、ツンデレ空沙ちゃん

やっぱ、ツンの中のデレがいいんだよね

「あ、やっば。本気で遅刻しちゃう」

あたしは学校の時計を見て焦り、空沙に少し振り返って手を振って校舎へと急いだ

・・・・どうやら空沙は、完全遅刻の馬鹿どもに制裁を加えるらしいけど、ね

・・・あ、あたしも遅刻だけど、ほら、友達だし?

あー・・・あたし、空沙の友達でよかった・・・






/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp