第2章 日常
「・・・とにかく、落ち着いて空沙。実は、すべての原因はあたしなんだよねー・・・」
「へぇ・・・?」
空沙の出来事を一気に話して(空沙の目怖かった・・・)理解を求める
「・・・意味がわからない」
「そ、そんな!」
「参加しないならしなくてもいいわ!私と真伊で頑張るもの!た・だ・し、球技大会が終わったあとの遊園地には連れて行ってあげないからー!」
ぴくり、空沙が反応した
・・・なんで空沙が遊園地とか楽しいこと(騒がしいこと)が好きって知ってるんだろう・・・?
まぁ、本人は端の方で見てるだけなんだけどね
みんなが笑ってるのを見るのが楽しいんだって
でも、人が泣いてるところの方が好きらしい
・・・恐ろしい子
「あ、最近できたところらしくてねー、甘いものもたくさんあるらしい・・・でも、一緒になんかいかないからー!!!」
そう言って愛紀は高笑いをする