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短編集《 イロイロ 》

第4章 大きな背中/相澤消太






「……ふぅ。ど、どうですか…?」
「ああ。ちゃんとリフレッシュになった。お前は風を操れるんだったな」
「は、はい」
「優しくて良い風だった」

ぽん

「!!」
「じゃあ俺は職員室に戻る。お前は気をつけて帰れよ」
「あ、はい!ありがとうございます!」


一瞬頭に置かれた手の大きさと温かさ、それと一瞬見えた口元の緩みが、目に焼き付いて忘れられなかった。

それが、私がプロヒーローで教師である彼、相澤消太に恋をした瞬間だった。




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