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私が生きている理由。

第5章 再会


でも、今の声って山崎さん?かな?忍法って………。
「…ほう。新選組もここにいるのか。良い酒が飲めそうだ。」
「今日は私達は屯所襲撃の計画をつぶすために来ました。貴方と戦うつもりはないと思いますが。」
「お前は行かなくて良いのか。」
「私は密偵なので。」
山崎さんが出たということは千鶴さんに何かあったか薩摩藩士に何らかの動きがあったということ。なら、私は動かないほうがいい。それに、一応新選組の監察方所属だし。
「…なら、酒をつげ。芸者なのだろう?」
「…はぁ。本当に貴方は他人で遊ぶのが好きですね。」
「ここで貴様と俺が逢ったのも何かの縁だろう。お前の鬼の血は間違っていないということだ。」
めんどくさいなぁ。なんでこんな人にお酌なんて……。ま、仕事だからやるけど。
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