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【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜
第2章 Secret Lesson
「時間やて、帰ろや。花音」
受話器も戻し、帰りの支度をする渋谷さん。
「はい、そうですね」
「これから行く居酒屋は、俺の行き着けやねん。
個室もあるし、騒がれへん。
なんだかんだで結構落ち着くんやで」
渋谷さんはタレントだから、見つかったら周りに迷惑かかるって思ってのことかな。
「なんか、楽しみです」
渋谷さんの行きつけ、どんなところだろう。
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