• テキストサイズ

【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜

第12章 手料理


「確かにそうですね。同じ人間ですし。

完璧な人なんて存在しませんし。

仮に居たとしても、その人はきっと孤独なんでしょうね」


「なんでそう思うん?

むしろ優越感に浸ってると思うけどなぁ」


「だって、なんでもかんでも出来たら面白くないじゃないですか」


「まぁ確かにそうかも」


「あ、カレーよそいますけど自分で入れます?」


「おん!自分で入れる。

そんでお代わりするでな」


「大倉さん、食いしん坊ですね」


「今頃気づいたん?」


「いーえ?」


ヤスは俺らの話に入って来るようなことはせず、ただジッと花音ちゃんを見つめている。


「安田さんも自分でよそいますか?」


「え?あ、おん」


「分かりました」


お皿を3つ用意し、それぞれの自分の分のライスをよそって貰う。


そしてそれにルーをかけるのが私の仕事。
/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp