第9章 2度目の…。
すばるが唇を離すと、2人を銀の糸が繋いでいた。
そして、切れた…。
「その顔ホンマ反則やわ」
チュッ、とその唾液を舐めとりながら言うすばる。
反則って言われたって、私にはどうしようもないじゃない。
「すばる…早く…」
すばるの首に手を回し、情事特有のうっとりした表情で見上げる花音。
「…どうなっても知らへんで?
俺はもう準備出来てるけど」
「いいよ、すばるになら何されても」
だって、好きだから。
「けど、お前を傷つけんのだけは嫌なんや。
慣らしは絶対やで」
すばる…。
「うん、分かった」
「分かったなら、黙って鳴いとけや」
黙って鳴くの?
どうやってかな?
すばるは手早く私の服を脱がせると、下腹部に顔を近づけた。
「ちょっと…」
「大丈夫や、すぐヨくさせたるから」
そう言うと、秘部に吸いついた。
「あっ…」
舌で丹念に解して行く。