• テキストサイズ

【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜

第9章 2度目の…。


0時5分前、目的の場所へ着いた。


そして、0時ぴったりにマスクをしたすばるが現れた。


「ん、ほな行こか」


「うん」


すばるのあとに続いて、ホテルの中へ入る。


中は、前に来た時と全然変わっていなかった。


って、それもそうだよね。


来たの、ほんの何日か前なんだから。


キョロキョロしていると、すばるが手続きを済ませていた。


「何してんねん、はよ行くで」


スタスタと歩いて行ってしまうすばる。


「あっ、待ってよ!」


安田さんや大倉さんは、私のペースに合わせて歩いてくれたのに。



すばるの入った部屋に、慌てて入る。


違う人の部屋だったらどうしよう…。


「何キョロキョロしてるん?

別に、ここ来るの初めてちゃうやろ?」


良かった、すばるが居た。


「初めてじゃないけど、緊張するもん」


雰囲気も雰囲気だし、まだ慣れない。


と言うか、この部屋に慣れてる自分が居たら嫌なんだけど。
/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp