• テキストサイズ

【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜

第6章 豪華なディナー


「そっか、ならええや。

今のは気にせんといてな」


「分かりました」


渋やんが、前々から花音ちゃんに好意持ってたのは知ってたし。


けど、手ぇ出してへんてのはちょっと意外やなぁ。


見るからに、花音ちゃんも渋やんのこと好きなのに。


渋やんは人のそういう気持ちに敏感やから、とっくに気づいてると思ってたわ。


相手の気持ちさえ分かれば、誰だって告白するやろ?


両想いなんやから。


「花音ちゃんて、好きな人居るん?」


そんなの渋やんやって分かっとるけど、やっぱり本人の口から聞いた方が信憑性あるやん?


「え、な、なんでそんなこと聞くんですか?」


明らかにキョドってる花音ちゃん。


「あ、その反応は居るってことやね」


と、ちょっとイタズラっぽく笑う。


「え、ち、違いますよ」


「目ぇ逸らさんといて」


と、顔ごとこっちを向かせる。


「あ…」


目が合うと、顔が赤くなっていく花音ちゃん。
/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp