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雨の降る学校
第6章 好き、だけど…
山田「彼氏どこのクラスー?」
「3年生だよ!」
山田「何て人ー?」
「それは…!」
錦戸「櫻井翔って言うねん。
イケメンで頭もええし。」
亮が珍しく人を褒めてる。
山田「ああ、あの人ね。
知ってる知ってるー!」
「私のお兄ちゃんと仲良しなの!」
すると山田くんが耳元で、
山田「でも、俺も負けないよ。」
そう呟いた。
とっさに耳を抑える。
山田「やっぱり今日はいいや。
また明日ねー!」
そう言って帰ってしまった。
亮はその様子を不思議そうに見ていた。
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