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雨の降る学校

第6章 好き、だけど…





ホームルームのあと、


錦戸「、ちょっとええか。」


亮の方から声かけてきた。


何か教えてくれるのかな。


「うん。なに?」


錦戸「ちょっとここじゃ…。」


「うし。廊下出よっか!」


廊下で話すことにした。



廊下に出ると、


誰もいないってわけではないけど


それほど私たちにみんなは


気を取られてない感じだった。



私は亮が話し出すのを待つ。


錦戸「あんな、先輩のことやけど…。」



「え、先輩?って…どの先輩?」



錦戸「あの、が

今付き合っとる先輩。櫻井…とか

ゆうとったよな。」



「うん。櫻井先輩がどうかした?」


錦戸「あいつと付き合うのやめ!

おもろないこと起きるで。」


「なんでよ!先輩とは

仲良くやってるし!

なんか理由でもあるの?」


おもしろくないことってなに?



錦戸「それは言えん、言わんよ。


でもな、が傷付くのは

俺は一番嫌やから…。」



そう言って、先に教室に戻ってしまった。



上手く理解出来ないまま、

なんか消化出来てないまま、

授業が始まった。




先輩が何かしたの?


何なの?


亮の言いたいこと、

よくわかんないよ。

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