第5章 そんな顔しないで…
まだ暑いけど足湯に入ったり、
美味しいお昼も食べた。
櫻井「そろそろ帰ろっか!
2人も心配するし…」
ああ、そうだよなー。
「はい…。」
いつまでも現実逃避してる場合じゃないもんな。
それから先輩と電車に乗って、
家の前まで来た。
櫻井「今日はありがとう!
俺のワガママについて来てくれて!笑」
「いえいえ!先輩のお陰で
頑張ろうって思えました!
ありがとうございます!」
櫻井「いつでも頼ってね。
俺はちゃんの味方だし、
…その…彼氏だし!」
先輩照れてる!
「私も彼女なので、
いつでも頼ってください!」
そう言って、先輩は手を振って
帰っていった。
よし。頑張るぞー!
私は思いっきり玄関のドアを開けた。