第5章 そんな顔しないで…
学校に着いてからもなんだか
調子が出なくて…
錦戸「どうしたん?元気ないやん。」
4時間目の終わり、隣の錦戸が
声かけて来た。
「んー?なんも。」
錦戸「そんなわけないやん!笑
なんかお前がそんなんやと
俺も調子出えひん。吐け!吐くんや!」
「いててて!」
ほっぺをつねられて地味に痛い。
錦戸「先輩のことか?」
「へ?先輩って…!」
そんな話をしていると、
相葉「ちゃーん!先輩が呼んでるー!」
げっ。お兄ちゃん!?
「いないって言ってー!」
相葉「違う違う!えっと…
櫻井先輩!!」
「…え!?今行きます!」
櫻井先輩!?今日は
休みなんじゃ…!!
急いでドアに向かう。
錦戸「やっぱり、俺より先輩なんやね。」