• テキストサイズ

雨の降る学校

第5章 そんな顔しないで…




「ただいまー。あれ?

お父さんもお兄ちゃんも、

どうしたの?そんな顔して。」



幸せウキウキるんるんの私とは

正反対の表情の2人。



なんか明らかに変だ。



暫くの沈黙の後、


お父さんが口を開いた。



父「、今日は大事な話がある。

ここ座って。」

2人の向かい側に座る。


父「ほんとはもう少し早く話すつもりが、


遅くなってしまった。

お前のお母さんとお父さんは、

本当は再婚同士だった。



お互いに連れ子がいて、

それが和也とだ。」


呆然とする私に、


お父さんは話を続ける。



父「和也が4歳の時に、

私たちは再婚した。

はまだ2歳で

記憶にはないと思うが…。


だから、は

お父さんとも和也とも

血縁関係にないんだ。


そのことをちゃんと話したくてだな。」





え、うそ、、、まって…


えっと…どういうこと?




お兄ちゃんもお父さんも知ってて、

私だけが知らなかったの?








/ 113ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp