第3章 先輩の好きな人…
お昼ー
「あ、ごめん、先に食べてて!私ちょっと用事がっ!」
チャイムが鳴ると同時に、私は教室を飛び出して
3年生の校舎に向かった。
目指すは河合さん!!
って、意気込んでは来たものの、学年の違う場所に
いるのは、なんだか目立ってしまって気がひける…。
?「ちゃん?どしたの?」
振り返ると、バスケ部女子の先輩が。
「あ、先輩!こんにちは!あの〜…河合さんってわかります?」
大島優子先輩「あー、梨沙のことかな?梨沙ーっ!」
「あっ!!」
優子先輩は教室に向かって呼びかけると、
1人教室から出てきた。この人が…!